自己破産後もクレジットカードを使いたい!可能?
借金問題を抱えている方の多くは、誰にもその借金の存在を打ち明けることができず、場合によっては家族にも内緒で一人で苦しんでいる方もいらっしゃいます。
特に多重債務に陥ってしまっている方に関しては、返済のためにまた借金をするという状態になっていますので、借金は一向に減らず、どんどん膨らんでしまう場合がほとんどです。
借金を内緒にしたいという気持ちはわかるのですが、しかし自力で返済ができなくなった時点でいつかはバレてしまいますから、やはり早めに債務整理の相談をするために法律事務所などを利用するのが最も大切なことになります。
そして、法律の専門家は一人ひとりのケースに応じて、もっとも有効だと思われる債務整理の方法を示してくれます。
当然、借金の額が大きすぎたりして返済が難しいケースには自己破産をすすめられることもあります。自己破産に関しては、やはり抵抗を示す方が多いのですが、自己破産は国が個人に認めた制度ですし、この制度を利用することで生活を立て直すことができるのであればやはり活用すべき制度であることは間違いありません。
もちろん、自己破産にもデメリットはあります。その中のひとつにクレジットカードを作れないというものがあります。
クレジットカードを作る場合には審査がありますが、その際に個人信用情報が閲覧されますので、審査会社は必ずこれを閲覧することになります。つまり、ここに自己破産の情報があることでクレジットカードを作ることが難しくなるのです。
しかし、この期間は7年程度であることがほとんどですし、やはり自己破産によって受けるメリットの方が圧倒的に大きいと考えて間違いはありません。