自己破産すると携帯電話を買えない?
自己破産をする際、キャッシングやカードローンなどの他、携帯電話の代金を滞納をしていれば、それもまた免責許可の対象となります。
携帯電話の代金というのは、数ヶ月、滞納が続いただけで数万円程度になっている事が珍しくありません。
その滞納している料金も免責許可を受けて、支払い義務がなくなれば、楽になると考えてしまう人は少なくありません。
自己破産を選択する程、金銭的に追い詰められている状態であれば、尚更でしょう。
ですが、携帯料金に対して免責許可を求めたら、その後、デメリットが発生する事を覚えておく事が大切です。
免責許可が出れば、支払いの必要はなくなりますが、その携帯電話はもう使えない事になるのが一般的です。
そして、その携帯会社で、再び契約をする事はできないと考えておく事が大切です。
この際、他の業者で契約をすれば良いと考える人も少なくないでしょう。
ですが、免責許可を受けた情報というのは、全ての携帯会社に知れ渡る事になります。
ですから、他の業者でも契約ができない状態となり、携帯電話を持つ事ができない状態となります。
自己破産後、仕事を探す際等、携帯がなければ不利になってしまう事も珍しくありません。
ですから、携帯料金も自己破産の中に組み込む事は可能ですが、安易に組み込まない方が良いでしょう。
携帯電話を今後使わない場合は、組み込んでも構いませんが、組み込むデメリットはしっかりと理解しておく事が大切です。