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任意整理をすると携帯電話が持てなくなるの?

債務整理の方法はこれまで専門書を読まないとわからないようなことだらけでしたが、現在では幸いなことにインターネットがあるため、債務整理についても手軽に多くのことを知ることが出来るようになりました。
しかしその情報はすべて正しいというわけではないということは常に考えておかなくてはなりません。
特に債務整理はあまり正しくない知識が流布しているところも多く、全てをうのみにしてはいけないのです。
さて、そうしたインターネット上にある債務整理の情報の中で時折見られるのが「任意整理をすると携帯電話を持てなくなります」というような情報です。
これは確かにあり得ないことではないのですが、どのような場合でもそうだというわけではありませんし、対策法が無いというわけでもないのです。
それではこのことについてもう少し詳しく見ていきましょう。
まずそもそも「任意整理をすると携帯電話が持てなくなる」ということの真偽についてですが、これはより正確に言うと「携帯電話の分割購入が難しくなる」ということです。
契約そのものが断られるわけではありませんし、実際任意整理をしたことがあっても契約は出来たという人はかなり多くいます。
どうして分割購入が難しいのかというと、これは分割購入が形式上「ローン」になるからです。
契約を希望する人が端末を選んで、その端末の代金をまずは各キャリアが指定するローン会社に支払ってもらい、契約者は契約期間中、端末代金を分割する形で支払い続けるわけです。
ですが過去に債務整理をしたことがあるということになると、この分割購入に関しても「本当に返済できるのか」ということを考えなくてはなりません。
債務整理をしたことがあるのであればやはりそうではない人と比べると借金の返済能力が少ないとして見ざるを得ませんから、結果として分割購入が断られてしまいやすいわけです。
さて、ではこうしたことに対処するにはどうすれば良いのかというと、これは言わずもがな端末を一括で購入してしまえば良いわけです。
最新型のスマートフォンなどになるとかなり高額になりますが、一括で代金を支払ってしまえばローン会社が審査をする必要はありません。
携帯電話の利用料金に関しても銀行引き落としにしたり、支払い書を郵送で送ってもらうようにすれば、クレジットカードなどがなくても購入が出来るのです。
任意整理をした後はしばらく不便なことも出てきますが、これは債務整理をする以上仕方のないことだとして考えるようにしてください。