任意整理をして後悔する人はいる?借金返済がもう辛い
任意整理をする方は、すでに借金が返済できない状態になっています。
まだ返済できている状態では、債務整理をする方はほとんどいないのです。
債務整理を担当した弁護士は、完全に返済不能になるまで相談する人はいないと言います。
そのため、任意整理をしてブラックになっても、債務整理をしたことに対して後悔する人はいないのです。
返済できない借金を放置しておけば、いずれ一括請求をされることになります。
もし返済できなければ、裁判にかけられるでしょう。
長期遅延をすればブラックになるので、債務整理をしたのと同じような状況になります。
しかも、借金を放置してブラックになった場合は、債務整理のように借金が減ることはありません。
むしろ利息や遅延損害金の分だけ借金が増えてしまいます。
返済不能な状況で任意整理をした方に後悔はないのです。
ただ、無理な借入をしたことに関しては後悔される方が多いです。
任意整理をする方の多くは、キャッシングなどの高金利ローンを利用している方です。
金利が高いゆえに利息も大きくなり、返済不能に陥るのです。
キャッシングは段階的に融資額が増えていくため、借金していることに慣れやすい傾向があります。
最初はたった数万円を借りるのでさえ緊張したものです。
しかし、借りることに慣れてしまうと、増額にも抵抗がなくなってきます。
毎月着実に返済をしていれば、貸金業者から増額話が来るようになります。
そこでOKしてしまえば、そのまま利用枠が増えるのです。
今まで利用できない金額の借入が可能になると、借りたくなってしまうのが心理でしょう。
そうして借金が増えていき、いつか返済できなくなってしまうのです。
任意整理をして後悔した方は、次回からはお金の借り方を改めるものです。
何よりブラックになるので、5年間は現金の範囲内で過ごさないといけません。
最低5年間は個人信用情報に登録され、お金を借りることはできなくなります。
クレジット購入もできないので、手持ちのカードは無効になると考えていいでしょう。
現金で生活をすると、自然と身の丈にあった生活になるものです。
ローンを組めないので、欲しいものがあっても我慢するようになります。
そして、欲しいものではなく、必要なものを厳選して購入するようになり、結果的に家計の節約につながります。
節約のために大切なのは、不要なものを購入しないことです。
節約意識が高まるという意味では、債務整理をしてよかったという方もいます。